愛ほっと便り 2月号 訪問看護ステーション愛なん
フレイル予防について
今月はフレイル予防で重要なポイント3つを解説します。
①持病のコントロール
糖尿病や高血圧、腎臓病、心臓病、呼吸器疾患、整形外科的疾患などの慢性疾患がある場合には、まず持病のコントロールをすること必要です。持病の悪化から廃用に陥り、フレイルを悪化させてしまいます。
②運動と栄養
高齢者であっても運動によって筋力が維持されるということが報告されています。また、運動は栄養とセットで行う必要があり、低栄養状態で運動を行っても筋肉がつかないどころか、低栄養状態を助長してしまいます。筋肉をつけるために必要な良質なタンパク質を摂れるような食事指導を実施します。
③感染症の予防
高齢者は免疫力が低下していることが多いため、インフルエンザや肺炎にかかりやすいと言われています。インフルエンザや肺炎をきっかけに、重症化して入院、そして寝たきりになってしまうこともあり、運動と栄養に加え、インフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチンを接種しておくのもフレイルを予防する1つの方法と言えます。
いかがでしたでしょうか?上記の運動に関しては『愛ほっと愛なん』までご相談ください!
(引用:健康長寿ネット)