第3回えひめ共有会議
本日は17時より、西予市の愛媛県歴史博物館において、第3回えひめ豪雨災害・支援情報・共有会議が開催されました。
前回が78名の参加でしたが、今回は90名近い方の参加となっておりました。
進行としては、行政と社協からの新しい情報の発信と、新規団体の紹介などを行った後に、各エリアに分かれて課題抽出の作業を行いました。宇和島のエリアの話し合いの結論といたしましては、週に1回、宇和島の支援団体のみで集まり、そこでニーズの抽出やニーズに対する解決を話し合う場を設けることを決定しました。
それぞれの団体が批判しあうことなく、前へ向いて歩いて行けるような会議を目指していければと思います。
さて、吉田町は少しずつ通水が始まり、営業できる店舗も少しずつ出てき始めています。
8月1日(水)より「きなはいや三万石」が再開しました。
柑橘を多く取りそろえるお店ですが、まだまだ品ぞろえは被災前と比べてやや少ないのが現状ですが、柑橘ジュースは多く揃っています。もともと私は柑橘系のジュースが好きなので、今年の夏はこれで満喫します。
飲食店も再開したところがあります。国道56号線沿いにある「大学食堂」。
定食は15日からスタートということでしたが、今でもセットメニューは健在です。
そして、宇和島青年会議所メンバーでもある二宮史尚君が経営するコインランドリーも、再開することとなりました。
しかも、8月末まで、割引をするということでした。自らも被災しながら、このような決断をするのは驚きですが、彼自身も被災者のために何かできることを、と常に考えておりましたから、この決断は彼に取っては当然のことなのかもしれません。
また「再建補助金」という制度もあります。被災した個人事業主や中小企業に、補助率2/3の上限100万円で、補助金が出るということです。
このような制度も利用して頂きながら、これから一店舗でも多くのお店が再開できるように、地域が一丸となって産業支援をしていかなければなりません。