SDGs 目標3「すべての人に健康と福祉を」
現在、世界では5歳になる前に亡くなる子供が600万人います。毎日約1万6,000人の子供が、はしかや結核など予防可能な病気で命を失っています。また、サハラ以南のアフリカでは、エイズが思春期世代の最大の死亡原因となっております。
これらの死因は、予防や治療、教育などを徹底するだけで、回避することができます。SDGsでは2030年までにエイズやマラリア、結核などの感染症の蔓延を食い止めるという制約をしております。
また日本においても、2013年より「健康日本21」という取り組みを行っております。健康寿命を延ばすために、以下の基本方針が示されております。
1.健康寿命の延伸と健康格差の縮小
2.主要な生活習慣病の発症予防と重症化予防
3.社会生活を営むために必要な機能維持及び向上
4.健康を支え、守るための社会環境の整備
5.生活習慣及び社会環境の改善
できるだけ長い期間を健康で過ごせるために、社会として、企業としてどのように関わっていくことができるかということを、考えておかなければなりません。