SDGsの背景と理念
ニューヨークの国連本部において、「国連持続可能開発サミット」というのが、2015年の9月に開催されました。その際に「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択され、この目標が17のゴールと169のターゲットから構成される持続可能な開発目標(SDGs)ということです。
地球に住んでいるもの「誰一人取り残さない」という考えのもと、世界の課題を取り上げ、国際機関、政府だけではなく、民間企業への期待や可能性を大きく秘めております。つまり、企業を運営していく中で、各々の企業がSDGsにどれだけ関与しているのか、その企業が事業を行うことでSDGsの解決に向けてどのように働きかけているのか、という視点がとても重要になってきます。つまり、これからの企業の在り方として、社会課題にどう取り組んでいくのかということが重要視されるようになってきます。
この考え方は、もともと近江商人が持っている「三方よし」の精神にとてもよく似ております。買い手と売り手が満足するだけではなく、世間に貢献してこそ良い商売である、という考え方を地球規模に広げていったものが、SDGsの考え方ともいえます。
JCIは国連とパートナーシップを構築しているということもあり、2016年よりSDGsに取り組んでおります。
2018年は(公社)宇和島青年会議所の三浦清貴君が副議長として出向していた(公社)日本青年会議所国際グループのUN関係会議において、SDGsの6番項である「安全な水とトイレを世界中に」を中心に「SMILE by WATER」の活動として、インドで井戸の建設や、エコサントイレの普及に努めたりと、持続可能的に解決できる教育を行ってきました。
今後の世界の流れとして、国際機関や政府主導ではなく、民間企業でも個人レベルでもSDGsに取り組んでいかなければなりませんし、各地の青年会議所における事業構築においても考えていかなければならないと思います。
ということで、今後のブログは、SDGsについても書いていこうと思います。
P.S.決してブログネタに困って苦肉の策として考えたわけではありません(笑)