愛ほっと便り 令和4年5月号 認知バイアス

新緑に風薫る爽やかな季節となりました。青空に泳ぐ鯉のぼりは、数を減らし珍しいものになりつつあります。

サービス付き高齢者向け住宅では、利用者様の健康管理を行います。加齢の影響により、呼吸 循環 腎機能が低下することに加えて、同時に2つ、それ以上の疾患をおもちのかたがいらっしゃいます。毎日のバイタルサインに加え、体重・食事量・排・皮膚の状態等に気を付けなければなりません。                           

愛ほっときほくでは、デイサービス 住宅の職員が「いつもとちがう・・」と感じた利用者様は、管理者に報告してくれます。

「違和感がある」「何かがおかしい」「ちょっとちがう」など、具体的にどのようなことかを報告することが、大事になってきます。1人の見方ではなく、皆感じていることを共有し、利用者様には安心して生活できるように、スタッフ全員で関わっていきたいと思います。

最近「認知バイアス事典」という本にはまっています。バイアスとは、偏りや歪みの意味があります。

見たいものだけを見ていると、認知バイアスの罠にかかったことになるそうです。興味のある方は、一度読んでみてください。