SDGs 目標2「飢餓をゼロに」

近年の経済成長により、飢餓の問題を抱える人は半減しました。しかし、依然として約8億人が環境破壊や干ばつ、生物多様性の損失などの直接原因により、慢性的に栄養失調となっております。約9,000万人の5歳児未満の子供たちが低体重となっているなど、世界的にもまだまだ課題を抱えております。

また、この問題は世界だけではありません。日本においても給食でしかご飯を食べられない子供もおります。これらの問題に対して、私たちはどのようなことができるのでしょうか?

世界的に見た場合は、貧困地域に農業の生産性の効率を高めるインフラ整備を国際的な協力のもと行っていくことなどがあげられると思います。また環境破壊の歯止めなど、一人一人の取り組みも必要となってきます。そして日本に目を向けた場合、最近よく耳にするのが、「子ども食堂」です。NPO団体などが行っておりますが、子供の孤食を避けるために、安い金額もしくは無料で栄養のある食事や温かな団欒を提供するものです。日本において、飢餓に悩む子供は決していないわけではありません。地域社会で把握し、コミュニティーで支えていく必要があります。

2030年までに「飢餓をゼロに」という目標を達成するために、私たちに何ができるかということを考えなければなりません。