ひとときの安息
統括プロデューサー山内です。
日頃の訪問看護や通所介護の様子をアップしてきましたが、先月の豪雨災害により、平穏な日々が壊されてしまい、慌ただしい日々をおくって参りました。
鬼北の施設は河川に囲まれた、普段はのどかな場所ですが、あの日は河川の氾濫を予想して施設の2階に入居の方々に避難して頂きました。なんとか事なきを得たのもつかの間、
職員の自宅が、実家が、訪問看護のご利用者の自宅が被災したとの情報が続々入りました。道路の寸断で取り残されている家族、崩れた土砂で怪我されて入院されたご利用者。駆けつけたくても道路はいたるところで通行止め。つらい日々でした。
やっと道路が通れる様になって社長とご利用社宅に訪問して、元気な姿に安心したものでした。
うつむいて歩く社長でした。
あれから約1ヶ月経ちました。
遠くにいる知り合いや友達から必要な物資を送ってもらったり、心配のメール頂いたりしました。ほんとにありがたかったです。
こんな時自分に何が出来るのか?泥かきや力仕事には自信がなく、ただただ、ご利用者の方々などに支援物資を運んだり、ちょっとだけ洗濯のお手伝いをしたりすることしか出来ませんでした。みんなつらい思いしているのに、家に変えれば水も出て、シャワーもトイレも当たり前に使える、自分が悪いことしてる様な、引け目を感じる様な。
私は、自宅の火災ですべてを失った経験があります。泣くに泣かれぬつらい思いは心に染みます。
だけども、被災した利用者の方に元気でいてもらうように通所介護や訪問看護で力を尽くすことが今私に、愛ほっとに出来ることだと考えました。
「愛ほっとデイサービスきほく」と「愛ほっとリハビリステーションうわじま」でスイカ割りと本格かき氷大会を実施しました。
はじめての合同大会です。
鬼北のレクリエーション担当の2人を中心に「きほく」と「うわじま」のご利用者を笑わせてくれました。頼りになる2人です。
愛ほっとリハビリステーションでは1週間 本格かき氷大会でした。
手が不自由な方も足が不自由な方も出来る方は自分で氷を刷ってもらいました。
あんこやはちみつ等自由にトッピングして、笑いでいっぱいの時間でした。
吉田で試験通水が開始されました。
みなさんが、少しずつ日常を取り戻せるように愛ほっとならではの支援を続けていこうと思います。