愛ほっと便り 令和3年6月号 筋肉注射について
現在、新型コロナワクチンの接種が行われています。日本では予防接種は皮下注射のイメージがありますが、今回、新型コロナワクチンは外国で主流の筋肉注射となっています。
【筋肉注射のメリット】
- 皮下脂肪よりも筋肉の方が組織の血流が豊富で免疫細胞が多く分布するので免疫がつきやすい。
- 皮下注射と比べて局所の反応(痛み、腫れなど)が少ない。
- 特にワクチンの効果を高める成分が入ったワクチンは、皮下注射をするとより多く痛みや腫れ、強い炎症や肉芽を生じる可能性がある。
【接種部位】
【接種時の服装、体勢】
【吸収速度と持続性】
【1回目ワクチン接種体験】
接種時の痛みほとんどなく、約3時間後に左肩周辺の痛みが強くなってきました。頭痛はかろうじて免れました。次の日は肩の痛みで上肢挙上に制限がかかりましたが、ゆっくりなら挙上可能。
2日目からは穿刺部周辺の痛みが多少残る程度で経過しました。※副反応には個人差があります。