打ち合わせ!

本日は宇和島青年会議所事務局において、YNFの代表を務める江崎太郎さんとお会いしました。

IMG_0431

江崎さんは熊本の震災において、積極的にボランティア活動をしていた方で、当時は一般社団法人よか隊ネット熊本の事務局長として、支援委取り組んでいたということです。江崎さんには、今後の(公社)宇和島青年会議所としての、災害支援への取り組み方などについて相談させてもらいました。

江崎さんと話していて、気づいたこと。それは、今回の西日本豪雨災害は、昨年起きた九州北部豪雨と似ているということです。同様に水害と土砂崩れが起こったということにおいては、かなり類似点が多いと言えます。断水の期間は長くはなかったようですが。その中で、特に厄介であるのは、土砂崩れであるということでした。というのも、最初はボランティアが入り、土砂の除去を行いますが、最終残る作業は、ボランティアではできない重機の必要な作業ということでした。この話で衝撃を受けたのは、1年前に起きた九州北部豪雨において、1年経った今でも、土砂災害のあった地域の景色は、それほど変わっていないということでした。勝手な私のイメージでしたが、九州北部豪雨から1年経っているので、復興はもう進んでいるものだと勝手な先入観を持っていました。土砂崩れに関する復興の難しさを改めて思い知らされました。

IMG_0432

また江崎さんのほうから、県外ボランティアの悩みも教えて頂きました。江崎さんは福岡から宇和島に来ているのですが、どこに宿泊しているかというと、愛南町の青い国ホテル。どうしてかというと、最近、宇和島市内のホテルは、空室がなく、予約を取ることができなかったということでした。これから団体で県外から泊まり込みで来るボランティアもいるとは思うが、宿泊する場所がないということでした。その結果、車中泊をするボランティアもいるということでした。県外ボランティアが来やすい環境を作るということも、課題の一つであると感じました。

最後に、最近気になることを1つ。支援物資の中にOS-1があります。

IMG_0434

猛暑日が多いということで飲み物に関しては、水やお茶よりもスポーツドリンクやOS-1のほうが、圧倒的に人気な状態になっています。このような状況の中で、スポーツドリンクとOS-1を、一緒のイメージで摂取している方が多いのではないかと、感じてしまいます。OS-1は軽度から中等度の脱水症状の時に飲むのが良いと言われています。スポーツドリンクと比べてナトリウムやカリウムが多く含まれているので、健康な状態の時には不向きですし、飲む量も決まっています。特に高血圧や腎臓病、糖尿病のある方は、かかりつけの医師に相談するほうが良いような飲み物です。健康な時はスポーツドリンク、脱水症状が出たときはOS-1と飲み分けながら、飲む量についても、成人の場合であれば500mg~1,000mgでコントロールするほうが良いと思います。

OS-1