JCI Admin
こんばんは。
今日はかなり暖かかったですね。この分だと4月に入るころには桜が散ってそうですね。
さて、3日間にわたって報告いたしますJCI公式コースも、本日で最後になります。
JCI公式コースの最後は、「Admin」でした。日本語で「管理者」と訳すわけですが、恐らくJCI公式コースの中でも、この「Admin」で衝撃を受けた方も少なくないのではないでしょうか。特に体制表を作る上では欠かすことのできない研修であったと思います。
総会や理事会の運営方法、そして体制表の作り方など、ワークショップを用いて行っていきましたが、特に衝撃を受けたのが体制表の作り方でした。青年会議所は40歳までの団体で、単年度制を採っております。単年度制を採っている理由というのはたくさんあると思いますが、その中のいくつかの理由としては、権力が集中しないということや若い世代が積極的にリーダーシップを発揮できる環境を作りやすいことがあると思います。
しかし、現状として同じメンバーが理事を何年もやっている、という青年会議所も多いのではないでしょうか。実は何年も理事メンバーに変化がないという状況は、その青年会議所は停滞している、ということになります。若いメンバーが理事としてリーダーシップを発揮できる機会を提供すること自体が、青年会議所の目的のひとつでもあります。フォロワーメンバーと理事メンバーの入れ替わりが多くなるようなシステムが必要ということです。
また、もう一つ衝撃的だったのは、リーダーシップの階段の話です。一般的に、理事のステップは副委員長、委員長、副理事長、理事長になると思います。このステップで考える場合、同じ地位、もしくは降格はあってはならない、ということでした。つまり、理事1年目で副委員長を受ければ、次の年は委員長、そして次の年は副理事長と上がり、最後に理事長を受ければ理事長、そして理事長を受けないのであれば、フォロワーメンバーに戻る、という流れが理想だということでした。実際にこの流れを忠実に守って組閣を作っている青年会議所もあるということでした。
それぞれの青年会議所で取り入れるものとなかなか難しいものもあるとは思いますが、選択肢の一つとして知っておくことは、とても重要であると思いました。
最後にJCI青年会議所の黄金律を紹介します。
1.決定がすべてのメンバーに影響する場合は、全員に投票を求めなければならない。
2.あまり重要ではないが、急を要する決定は委譲できる。
3.メンバーは、常に主導権と最終的な権限を持っていなければならない。
4.理事会の人数は、会員の20%を超えるべきではない
5.規約を変えるには、2/3の得票が必要である。
6.役員は同じ地位に2回就くことができない。
7.JCIメンバーは活動的な市民でなければならない。
3日間、お付き合い、ありがとうございました。
復習は本日で終わります(笑)