UWAJIMA ジョブチャレンジU-15 Part1
昨日、南予文化会館にて、「UWAJIMA ジョブチャレンジU-15」のスタートセッションが行われました。宇和島市内の中学生2,3年生が中心となって、約600名の参加となりました。
まずは岡原市長から挨拶があり、UWAJIMAジョブチャレンジU-15への熱い想いを言葉にして頂きました。
そして、4月より宇和島市の教育長となりました金瀬聡さんから、30分の講演をして頂きました。
何のために働くのか?
ということで、生徒に質問していきました。その答えは、お金をもらうためというものがそのほとんどでした。
という答えを受けて、何のために、という目的が、本当にお金であるのか?
お金というのは、手段ではないのか?
という流れで、以下の図から、Will、Can、Mustの考え方をお話ししておりました。
やりたいこと、できること、やるべきことの重なる部分が使命であるということ。
私の話を例にわかりやすく説明してみます。
私は、2000年に作業療法士として病院に入社しました。ただ、入社して1年間は本当に仕事に行くのが嫌でした。それは、忙しいということもありましたが、リハビリによって患者さんのその後の人生が左右するということもあり、責任の重い仕事であるということで、仕事をすることが怖かったということもあります。この時の状態は、作業療法士の免許は取得していたので、できることは作業療法を中心としたリハビリの仕事です。病院に勤務していたので、やるべきこともまた作業療法を中心としたリハビリの仕事です。しかし、その時はやりたいとは思えなかったわけですから、この時点では使命ではなかったわけですね。その後、やらされている仕事からやりたい仕事に変わるきっかけがあり、それ以降、自分にとっての使命に変わったのだと思います。きっとこの使命となる仕事を探してくださいというメッセージだったのだと思います。
また、ナンバーワンを目指すだけではなく、オンリーワンを作っていくという考え方も選択肢の一つであるというお話もされていました。
ある領域でナンバーワンを目指すというのは、努力だけではなく、才能も必要です。例えば100メートル走で1億人の中のナンバーワンを目指すというと、やはり努力だけでは難しいといえます。しかし、ある領域では100人のうちの1人、ある領域において100人のうちの1人となれば、それは10,000人のうちの1人の価値となります。100人のうちの1人という分野が4つあれば、1億人のうちの1人の価値になります。自分の価値を創造するということは、そういうことかもしれません。この価値の掛け算がきっとオンリーワンを作っていくのだと思います。
長くなりましたので、続きはまた明日にしますね(*^_^*)