愛ほっと釣りクラブ 2月の活動報告

愛なん支所の冨岡です。

令和3年2月は釣果報告中心にお届けします。

(※新しい生活様式の実践、ソーシャルディスタンスを確保し密にならないよう注意して活動しています。)

 

【アジング】

今シーズンは場所ムラが激しく釣果が出ない状態が続いています。

産卵のために日中に集結している場所も。こうなるとなかなか口を使ってくれません・・

そんな中、宇和島で和氣君がやっつけてきました。

宇和島周辺はサルパというカエルの卵のようなゼリー状の浮遊生物?が出現すると釣果が止まる傾向にあります。そんなときはサルパが溜まらない場所を探すと良いです。

 

【エギング】

年間で一番水温が低い時期となりました。宇和島周辺は14~15℃台、愛南は15~17℃台となっています。この先、水温が上昇してくると春の大型モイカシーズン突入です。ざっくりとですが2~3月は愛南、3~4月は由良半島、4~5月は宇和島から佐田岬にかけてシーズンを迎えます。本格的に春を迎えると昼の潮が大きくなるためデイエギングが有利。

昼夜問わずキロ級が出ています。シーズン初期はスローな展開が多いので潮の効く場所で丁寧に

 

【オフショア】

スーパーライトジギング(SLJ)で和氣君の釣果です。

宇和海でもSLJをする方が増えています。ライトタックルで40~80gのジグ(タングステン有利)を使ってハマチ、マダイ、イサキ、根魚、アジ、サバetc…なんでも良く釣れるメソッドです。タイラバのようにリトリーブだけでも魚がヒット。大型魚には向きませんが、お土産確保にはピッタリの釣りです。

 

【チヌ釣り(フカセ)】

周囲より水温の高い愛南町ではチヌのノッコミが始まりました。アタリは少ないものの、出れば年無しサイズが容易に釣れる時期です。まだエサ取りが多い場所がありますが、我慢してマキエを打ちエサ取りが消えるタイミングでドンっ。愛南町には夕方4時から迎える時合(御荘タイムと呼ばれる)があり、それまでに十分マキエを底にためておくことが重要です。

港周りで魚が浮くことはあまりありませんが、磯まわりは2ヒロまでチヌが浮いてくることも。

 

ネリエを中心に使うことが年無し(50UP)への近道です。

 

5時の夕焼け小焼けが流れる時間帯に連発することもしばしば。山桜の咲くころにノッコミ最盛期を迎えます。

 

【磯上物釣り】

2月は日振島に初挑戦してきました。日振島は磯割があり、三浦半島沖の海上でクジ引きを行います。表磯と呼ばれる南面、裏磯と呼ばれる北面にザックリと別れていますが周囲はどこでもグレを狙うことが出来ます。昔からトーナメントの会場に選ばれることもあり、特に潮の緩い裏磯は20gほどのウキを使用した超遠投釣りが正確にできるかどうかに釣果が左右されるとのこと。サシエも工夫される方が多く、マキエと同化しグレに違和感を与えず、目立ちにくいためハギ系、フグ系をかわすことを狙った「漬けオキアミ」、コッパその他を避けるための海エビの「ムキミ」等の準備が必要となります。

朝一番に大型をバラシてしまいました。シモリが多く取り込みが大変な場所も多いようですが、その分魚影は濃いです。

菊池さんのロッドもいい曲がり!

まだ真子がパンパンになっていないため、3月中旬頃までは釣れ続く見込み

中泊~御五神にかけてはシーズン終了の気配。

今後も実釣の際にはマナーや安全面に気を配り、活動を行います。