宇和島徳洲会病院 病院祭

5月14日(日)は宇和島徳洲会病院にて病院祭がありました。

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牛鬼が来たり出店が集まったりと、かなり大規模に行っておりました。

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その中でふれあい健康祭というオープンセミナーがあり、口述発表にて私と、シンポジストとして山内統括Pがお話してきました。オープンセミナーは一部と二部に分かれておりました。

一部 特別講演会 地域連携に必要なリハビリ力 

口述発表 伏見 佳代NS(JCHO宇和島病院)

     善家智恵美NS(宇和島徳洲会病院)

     久德壮一郎OT(愛ほっと訪問看護ステーション)

特別講演 木戸 康秀DR(松山リハビリテーション病院 院長)

二部 シンポジウム 「地域包括ケア時代」をどう取り組むか

座長 皆川 晃慶DR(徳洲会リハビリテーション科 顧問)

シンポジスト 

池田 佳広(宇和島徳洲会病院 院長)

岩村 正裕(宇和島市地域包括支援センター 所長補佐)

井上 悌爾(市立宇和島病院連携室 係長)

福永 羊子(JCHO宇和島病院 看護師長)

山内千由紀(愛ほっと訪問看護ステーション)

赤松  清(ケアホームなごみ荘 施設長)

一部では主に回復期リハビリ病棟における患者様への取り組み、特にリハビリ以外の時間でどのように過ごすかということについて、口述発表しておられました。

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そして木戸院長による特別講演では松山リハビリテーション病院の歴史から、リハビリテーションとの関わり方、そして回復期リハビリ病棟としての在り方、大切な視点についてわかりやすく話していただきました。

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私の口述発表では「生活行為向上と在宅支援」というテーマで、回復期リハビリ病棟とはなた違った視点のリハビリテーションについてお話しさせていただきました。

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二部では「地域包括ケアシステム」の話がメインということで、宇和島市における急性期、回復期、維持期の医療、介護の代表的な病院、施設、事業所が集まり、それぞれの立場からディスカッションしていきました。

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時間に限りがある中で、有意義な話し合いを行うことができました。

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宇和島徳洲会病院では毎年この時期に病院祭を行っております。今回初めて参加いたしましたが、地域の方がたくさん来場されておりました。地域医療を推進している宇和島徳洲会病院は、毎年このような病院祭を行っていくことで地域と医療を近づけていっているのだと改めて感じました。宇和島市は今年の4月で人口78,068人となり、高齢化率も37.0%となりました。これからの宇和島を支えるために自分がいる病院、施設、事業所だけが良ければよいというものではなく、医療、福祉、介護に関わる全ての人たちが手を取り合っていかなければなりません。これからの宇和島における地域医療、地域包括ケアシステムを考える良い機会になりました。

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