「命の道」のために愛南町へ!

本日は公務により、愛南町へ行ってきました。

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愛媛県立南宇和高校のすぐそばにある、愛南町御荘文化センターにて、平成30年度四国西南地域道路整備促進協議会総会が行われました。

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実はこの協議会において(公社)宇和島青年会議所の理事長は、(公社)宿毛青年会議所の理事長と共に監事を仰せつかっております。1年ごとに交互で監査報告を行うわけですが、今年は宇和島の番ということで、成田江里理事長ではなく、私が決算の監査報告を致しました。私、監査報告は人生で初めてであったため、恥ずかしながらどのように行うかわかりませんでしたが、(公社)宇和島青年会議所には心強い先輩がおります!そうです!宮崎税理士事務所の宮崎先輩です!宮崎先輩にご助言を頂き、何とか無事に監査報告を行うことができました(*^^*)

その後は、同センターにおいて国道56号一本松・宇和島間道路整備促進協議会総会に続いて参加しました。

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現在、旧内海村の柏までは工事着手されましたが、柏から宿毛までの間は計画評価段階であり、早期の調査の実施を求めているところです。

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以前もブログで伝えたとは思いますが、私は愛南町出身ということもあり、高校卒業までの18年間、愛南町に住んでおりました。もちろん今でも大好きですし、会社の支所もあるので帰る機会はたくさんあります。その中で本当に思うこと、それは南海トラフによる津波の被害を受けたとき、唯一の生活道路である国道56号線が使えなくなるということです。日本一ともいわれる漁場であるがゆえに、海との関係は切っても切ることができない愛南町において、国道56号線は一部、海抜の低い箇所があります。

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なおかつ、予讃線の終着駅はJR宇和島駅ですので、愛南町には線路も通っておりません。まさに陸の孤島となるわけです。約20,000人の住むまちが、陸の孤島になってしまいます。また津波被害のみならず、医療においても同様のことが言えます。松山市まで車で約2時間かかるということもあり、決して利便性の良いまちではありません。そのこともあり、医師の獲得が難しくなっております。愛媛県立南宇和病院が救急を対応しているものの、医師不足は深刻です。そのため、重度なケースにおいては、近隣の救急病院、例えば四万十市や宇和島市まで出ていかなければなりません。その際にも、高速道路がなく、国道56号線のみというのは、かなり問題となっております。もちろん、道路を整備することですべてが解決できるとは思いませんが、しかし、線路もないまちが、またしても高速道路のミッシングリングの最後のピースになってしまっています。このような状況で高速道路の完成を願うことは贅沢なことでしょうか?

「復興支援道路」、「広域救命救急医療道路」、「住民の避難道路」としての「四国8の字ネットワーク」は、まさに「命の道」として活用されていきます!

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今後の早期の工事着工を、切に願っております(*^^*)