令和7年度 宇和島市総合戦略推進本部会議
9月25日(水)、宇和島市役所で開催された「令和7年度 宇和島市総合戦略推進本部会議」に、宇和島市PTA連合会の会長として出席してまいりました。会場は市役所2階の大会議室。市の幹部職員をはじめ、各分野から多くの関係者が集まり、令和7年度の施策に関する重要な議題について協議が行われました。

今回の会議では、まず「第2期宇和島市総合戦略事業(令和6年度実績)」についての効果検証が行われました。令和6年度に取り組まれた各施策の実績を振り返り、その成果や課題について報告と意見交換がなされました。人口減少や地域の活力維持という大きな課題に対して、具体的にどのような取り組みがなされてきたかを確認する場となりました。
そしてこれからの数年間、市としてどのような方向性を持ち、どんな施策に力を入れていくのかという未来を描く内容についてたくさんの意見が飛び交い、その中で教育、子育て支援、産業振興、地域の魅力発信など、幅広い視点から活発な議論が交わされました。
その他の議題としては、令和6年度における「企業版ふるさと納税の実績報告」や、「第2期うわじまブランド魅力化計画」の成果と、第3期に向けた新たな計画概要についての説明も行われました。宇和島の魅力を全国に発信し、地域経済の活性化につなげていこうという意欲が感じられる内容でした。
2時間という長時間の会議ではありましたが、様々な有識者からの意見を聞いているとあっという間に終わっておりました。
今回の会議を通じて改めて強く感じたのは、宇和島市が抱える大きな課題である「人口減少」についてです。若い世代が地域に根付き、将来を担っていくためには、安心して子育てができる環境や、子どもたちが健やかに学び、成長できる環境を整えることが欠かせません。
教育や子育て支援の充実は、ただ子どもたちのためになるだけでなく、地域全体の活力を維持し、将来的には人口減少に歯止めをかける大切な取り組みでもあります。子どもたちが「ここで育ってよかった」「ここで学び続けたい」と思える環境づくりは、宇和島の未来を支える礎になると考えています。
PTA連合会としては、子どもたちの健やかな成長を第一に考え、教育環境の充実や地域との連携が欠かせません。今回の会議に出席し、行政や地域のさまざまな立場の方々と同じテーブルで議論できたことは、非常に有意義であり、今後の活動にも大いに役立つものだと感じました。
宇和島市が直面する課題は多岐にわたりますが、子どもたちを育む地域づくりは、まさに「未来を創る」ことにつながります。これからもPTA連合会として、行政や地域の皆さまと手を取り合いながら、子どもたちが安心して学び、成長できる環境づくりに貢献していきたいと思います(#^^#)