全国大会 宮崎大会 Part3 国際フォーラム

総会終了後は、メイン会場において国際フォーラムが開催されました。

国際フォーラムを担当するのが、UN関係会議。ということで、副議長である三浦君は、大忙しであります。

さて、テーマはSDGsということで、まず講演いただいたのは、JICAの副理事長である越川和彦さん。

SDGsの概要と、それに伴うJICAの活動内容について、わかりやすくお話しいただきました。

その中でも愛媛県今治市にある渦潮電機株式会社とJICAが協力して、フィリピンの大気汚染を改善するために、電動三輪自動車を量産しているというお話を紹介しておりました。

この取り組みにより、SDGsにおける11番項の「住み続けられるまちづくりを」と13番項の「気候変動に具体的な対策を」という2つの項目に取り組むことを前提としております。

今後、企業の在り方として、自分たちの会社がSDGsのどの項目を達成するために働いているのか、ということが重要になってきます。

 

そして、その後は少年少女国連大使として活動してきた方を代表して、2名の学生が活動報告をいたしました。

群馬県の中学3年生の三輪明日香さんは、SDGsの5番項にある「ジェンダー平等を実現しよう」について、

特に日本のSDGsの中でもこの5番項がかなり遅れを取っていて、大きな課題の一つとして挙げられていること、

そしてそれは結婚・出産を機に退職してしまう女性が多いということで、ジェンダー平等のメリットを踏まえて、

今後の取り組みを話しておりました。

また、神奈川県の高校1年生の矢野真彩さんは、SDGsの6番項にある「安全な水とトイレを世界中に」について、

世界中で使える水の割合はわずか0.007%であるということ、

そしてその水を約70億人で分け合っていかなければならないこと、

そして日本においてはバーチャルウォーターの使用量が多いという課題から、

バーチャルウォーターを認知してもらい、無関心から関心を持ってもらうような取り組みをしていく、

ということを報告しておりました。

バーチャルウォーター

まずもって思ったことは、中学生、高校生のころからSDGsについて考え、そしてそれを解決するために行動している彼女たちは本当にすごいということ、そしてUN関係会議の事業のひとつでもある少年少女国連大使の派遣は、本当に様々な経験をさせてくれる素晴らしい事業であるということを、改めて教えてくれました。

最後に佐々木議長をはじめとするUN関係会議の皆様には本当にお世話になりました。3月の宇和島での委員会開催から始まり、8月、9月と2度にわたって宇和島市吉田町に災害支援として、たくさん来て頂きました。副議長として三浦君を輩出させて頂きましたが、改めて本当に素晴らしい委員会に出向させて頂いたと思っております

UN関係会議の皆様、本当にありがとうございました(*^^*)