宇和島市戦没者戦災死者合同追悼式
11月6日(火)の14時より、宇和島市役所大ホールにおいて、宇和島市戦没者戦災死者合同追悼式が行われました。
私、恥ずかしながら、宇和島に住んで18年になりますが、このような追悼式が行われているということを知りませんでした。追悼式に出席されている方も、高齢の方が多く、恐らく私が一番若かったのではないかと思います。
73年前に終戦を迎えた第二次世界大戦において、宇和島市も空襲の被害を受けました。1945年5月10日の朝日町を中心とした空襲から始まり、同年8月12日まで10度を超える空襲により、被災家屋は約6,000世帯、被災者数は約23,000人、死者数は約300人と、甚大な被害となりました。この大変な時代を乗り越えて、今の私たちの暮らしがあります。
この合同追悼式も、高齢化に伴い出席者が少なくなってきているということでした。これからの時代、改めて戦争を体験した方が少なくなっていく中で、伝えるということが難しくなっていくと思われます。そのような中でどのように次の世代に伝承していくのか、戦争を体験していない私たちの世代が興味をもって、考えていく必要があります。