愛ほっと便り 令和2年3月号 訪問看護ステーションうわじま

四国がんセンターの藤山幹子医師の「日常よくみる皮膚疾患」についての研修に行ってきました。

湿疹・皮膚炎・蕁麻疹・感染症などの症状や原因、治療に関しての話がありました。基本的なことですが、健康な皮膚とは、うるおった皮膚、炎症のない皮膚の状態です。バリア機能に必要な油分が高齢になると少なくなり、水分を保つことができなくなり乾燥傾向になります。

乾燥した皮膚はバリア機能が障害されているため、外からの刺激を受けやすく炎症を起こしやすくなります。バリア機能を守るためには、熱いお湯は避ける!石けんなどは必要な時に必要な部分にのみ!こすらない!手で洗うのが一番良い!

白癬(はくせん)の治療       

○抗真菌剤外用

○患部周囲全体に塗布

○趾間は患部のみではなく、両足底も!

○治癒しても1~2か月は塗布