愛ほっと便り 令和3年1月号 菊池大介さんの紹介!!

株式会社アクティブモアの管理者は毎月「愛ほっとだより」の原稿の中で、少しずつスタッフの紹介をしてくれています。今回はその管理者の紹介をしたいと思います。

彼は入社してもうすぐ3年となります。前職の経験を生かして、現在は愛ほっとリハビリステーションうわじまの管理者です。

彼は「決して、楽しいことばかりではない」と言いながらも「リハビリなどを通じ理学療法士とかかわることで、介護は介護の面から、できることを考えなければならない。介護については、真面目に向き合っている。」と、意欲を示します。

事例を通して、「業務改善を行っていきたい」と言い、状況に応じて自ら思考、判断して成果を出しています。

介護について、「あきらめない、あきらめさせない、利用者様の可能性を探るという考えで介護をおこなっている。例えば、認知症が進んでいるのでできないというのではなくて、あきらめずにかかわっていく、利用者の希望があれば、その希望をかなえていく、ということです。」と語ります。

 

例えば認知症があり、不安が強く自宅や通所介護での入浴を頑なに拒む方に対して、まずは慣れてもらうこと、「心地よい」を感じてもらうことに徹して、決して入浴することを急ぎません。不安を軽減するケアとして、まずは浴室や脱衣場で足浴を行います。心地よさを感じていただいたら次に足浴後の爪のお手入れをします。そうやって浴室や脱衣場への環境に適応してもらってから、次の段階に進むといった具合です。急がない、急がさないケア、私たちも勉強になります。忙しさの中で、ケアがとかく目的を果たすために手段となってしまいがちなところを立ち止まって利用者の立場になって考えることができる人です。

また、アルツハイマー型認知症のBPSDの症状でスタッフが対応に困っている時に、本人の立場に立って、なぜそのような症状が起こっているのかをまず考えるパーソンドセンターケアが実施できる人です。

彼が大切にしていることは、という質問に「百折不撓の精神です」と答えました。この意味はどんな困難も臆せず初めの意志を貫くことだそうです。

今後の話になると、「課題はマネジメントです。」

そして、介護に携わる人がひとりでも増えることがうれしい。介護をとおして、社会に貢献できたら、うれしい。」と語ってくれました。