愛ほっと便り 令和3年6月号 新型コロナウィルス感染症の重症化と運動の関係

愛なん中尾です!今月は、コロナ重症化と運動の関係について紹介します。

運動不足の人がコロナに感染すると死亡リスクが2.5倍に上昇するという衝撃的な報告が海外の論文で紹介されました。

コロナに感染した18歳以上の48,440人を対象に調査を行い、ウォーキングなどの運動を週に150分以上(週5回以上・1日30分以上)する習慣があり、運動ガイドラインの基準を満たしていた方は、重症化するリスクが明らかに低いことが分かったそうです。また、運動不足(週に10分未満)の方は、運動習慣のある方に比べ、入院が必要となった割合が2.26倍、集中治療が必要となった割合が1.73倍、死亡リスクが2.49倍にそれぞれ上昇することが分かりました。

感染を予防することが最も大切なのですが、感染後に重症化させないためにも、日頃から身体を動かすことが大切なんですね。コロナ禍で外出頻度も減り、身体を動かすことも減っているかと思いますが、少しづつ身体を動かす頻度を増やしてみてください。