愛ほっと便り 令和3年10月号 母の愛
こんにちは。愛ほっときほくです。すっかり秋めいてくる10月、食欲の秋、運動の秋、読書の秋、芸術の秋などたくさんの行事が思い浮かぶ季節です。この頃から徐々に「涼しくなったね」が「さむ~い」に変わり始めるころです。体調の管理にも十分気を付けたいですね。今月は実際にあったお話を紹介したいと思います。
私が下宿生活をしていた頃の事、自分自身が生きることに行き詰まりを感じ、自殺を考えるようになった。当時の日誌を読むと、「自殺が隣の部屋に居るようだ」と書いてある。長いトンネルの中にいて、出口が見えるか見えないか分からないような感覚だったそんなある日、夢の中に母の姿が見えた。一人息子の私が死んだら母はどうするんだろう。胸の中で強く思った。母のためにだけでも生きていこう。母に感謝し母の愛が私を救ってくれた。その思いが自殺を踏みとどめてくれた。
ここ数年、コロナの影響もあり悲しい事ですが自殺者数も増えているそうです。話の方のように身近な家族や友達を思い、そして心がいっぱいになって溢れる前に電話の一本かけ、声を聞いてみたり、日常の何気ない話をしてみたり、逆に家族の方からも連絡を入れて最近の様子を伺ってみたりして、誰もが寂しくないように、悲しくならないようにそれぞれが行動してみましょう。
コロナの予防接種も進んできましたが、県をまたいでの行動など制限の解除はまだ先のようです。しかしマスク着用、手洗い、ソーシャルディスタンスなど私たちが今行っている感染予防の行動は明るい明日へと一歩一歩近づいています。自分の心がゆったりと過ごせ、気軽に外出できるその日を楽しみに待ちましょう♪