愛ほっと8周年記念 症例検討会

先日、4月25日(木)に愛ほっとを開設して丸8年となりました。そこで、毎年恒例になっておりますが、4月27日(土)に宇和島市社会福祉協議会の会場をお借りして、8周年を記念して症例検討会を行いました。

今年はゴールデンウィーク初日になってしまいましたが、それでも50名を超える方々に出席頂きました。

司会は作業療法士の和氣君。

今年の症例検討会の実行委員として、長期間にわたって準備をしてくれました。

症例1 食事中の姿勢に目を向けて

    愛ほっときほく 

              介護職員 入口寛 廣瀬翔太 

覚醒状態が悪く、食事中にむせや食べこぼしの多い症例に対して、食事中の姿勢の傾きを修正することで、食事におけるむせや食べこぼしが少なくなり、食事以外の時間でも笑顔や発語が増えた、という内容でした。

発表は慣れてないと言っておりましたが、質問にもしっかりと答えることができておりました。入口君、広瀬君、お疲れ様でした。

症例2 ALSに罹患した利用者様のケアを振り返って

    愛ほっとリハビリステーション 

              理学療法士 山口小百合

進行性の神経難病である筋委縮性側索硬化症(ALS)に罹患した利用者さんが、病院と在宅の往復を繰り返す中で、病院とケアマネと在宅との連携であったり、また本人の意向を最後まで叶えたいという家族の願いを振り返り、最後の願いを叶えることができたという想いと、もっとできることがあったのではないかという葛藤を話し合いました。

原稿なく堂々と発表する山口さん、とてもわかりやすい内容でした。お疲れ様でした。

症例3 好きに作業がしたい!を叶えたい!!

    愛ほっと訪問看護ステーション

    理学療法士 二宮絵里

進行性の難病に罹患した利用者さんで、もともと日曜大工など後索の好きでしたが、病気の進行とともに転倒も増え、思うように趣味を行うことができなくなってきた症例に対して、これから医療、介護従事者として何ができるかということをグループワークで話し合いました。

グループワークの後に、意見交換会を行い、たくさんのアイデアを頂きました。

皆さんから出たアイデアをもとに、今後の方針について考えていかなければなりません。二宮さん、お疲れ様でした。

これから愛ほっとは9年目となります。いよいよ平成から令和へと時代が変わっていく中で、私たち愛ほっとも時代の変化に対応できるような会社へと育っていかなければなりません。これまで以上に地域に貢献し、地域から愛されるような会社を目指していきます。

これからもどうぞよろしく願いいたします。