第19回 愛媛県作業療法士会 南予地区研修会
2月23日(土)に西予市教育保健センターにおいて、愛媛県作業療法士会の南予地区研修会が行われました。
テーマは「この町大好き~みんなで考えよう 暮らしを支える町つくり~」ということで、新居浜市で作業療法士でありながら、認定ケアマネージャーとして第一線でご活躍されている岸治代先生にご講演いただきました。
地域包括ケアシステムの構築に向けて、それぞれの市町がどのような取り組みを行っているのかということを、まずはそれぞれの作業療法士が知らなければならないということ、そしてそのことを知ったうえでそれぞれの作業療法士としてどのように地域に貢献できるかという役割を考えなければならないということでお話しいただきました。
また、宇和島市の地域包括支援センターより山本弥生様、西予市長寿介護課より井上理恵様、そして内子町の地域包括支援センターより楠目仁美様がそれぞれパネラーとして、各市町における地域包括ケアシステムの構築に向けての取り組みや、今後の課題についてお話しいただきました。
地域包括ケアシステムは、2025年までにどの市町においても構築していなければならないシステムです。その中で、リハビリ職である理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の関りは必須です。それぞれのリハビリ職が地域と向き合い、自分たちの住んでいる地域を支えていく気概が、今まさに必要とされております。岸先生が仰っておりましたが、「市町に対して地域包括ケアシステムの構築のために、『私たちは何ができますか?』という質問ではなく、『私たちは〇〇ができます』というアピールをしていって欲しい」ということでした。受け身の姿勢ではなく、自らが率先的に動いていくという姿勢が、地域包括ケアシステムの構築に向けて必要であると、改めて感じました。
山川代表をはじめとする南予地区の役員の皆さん、準備から設営まで本当にお疲れ様でした。
また、役員として関わってくれている冨岡君、お疲れ様でした。