第59回作業療法全国研修会 熊本会場

 第59回作業療法全国研修会が熊本の地で、2月4日、5日と行われています。

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熊本は震災から1年経っていないということもあり、会場なども少し変更があったようです。熊本城は震災の爪痕が残っていますが、熊本市街ではほとんど感じることができないくらい、復興が進んでいる印象です。

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さて、1日目の講演は厚生労働省老健局高齢者支援課の小林毅先生の「地域に根差した作業療法士への期待~地域包括ケアシステムの構築を目指して~」でした。

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そのなかでキーワードになるのが、

  • 地域包括ケアシステムの深化・推進
  • 介護保険制度の持続可能性の確保

ということでした。

このことについては、平成28年12月9日に行われた

第70回社会保障審議会介護保険部会資料

のなかに入っております。

平成30年の医療、介護の同時改定に向けて着々と進んでおり、もうほとんど方向性は決まっているとのこと。勉強していく必要があります。

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また現段階で、作業療法士の地域に根差した活動ができているかどうかということについても、厳しい意見を頂きました。現在の作業療法士の働き先は、ほとんどが病院であるのが現状です。今後、作業療法士のフィールドとして、地域にもっと出ていく必要があるように感じました。

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さて、私は所用のため、2日目を待たず愛媛へ帰ることとなりました。熊本駅か九州横断特急を使おうとみどりの窓口へ。すると、九州横断特急は震災以降別府までは通っていないということでした。南阿蘇はまだまだ復興が遅れているということを改めて実感しました。

九州横断特急

というわけで、九州新幹線で小倉まで行き、そこから乗り換えで別府駅まで行くことに。そういえば新幹線に乗るのはかなり久しぶりのような気が・・・。四国に住んでいると、あまり使う機会がないんですよね💦というわけで、電車の旅を楽しみながら、帰路へとつきました!

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